・その人らしいお葬式とは

「故人らしいお葬式」とは、亡くなった方の人生や人柄、価値観、生き方を大切にして、その人らしさを感じられるような形で行われるお葬式のことです。形式やしきたりにとらわれすぎず、遺族や参列者が「その人らしかったね」と感じられるような時間になることが大切です。

故人らしいお葬式のアイデアとして、好きだった音楽や趣味を取り入れるのが良いでしょう。                                      クラシックが好きだった方ならBGMに好きな曲を流したり、写真を撮ったり絵を描くのが趣味だった方なら、ギャラリーのように作品を展示したりします。

エピソードシェアの時間を設けるのもいいでしょう。                親しい人たちが故人との思い出を語る「お別れの会」のような形式にした、スピーチではなく自由に話してもらうカジュアルな形も人気です。

また、故人が好きだった食べ物や飲み物を用意するのもいいと思います。          

 服装の自由化にして、故人の遺志で「黒じゃなくてもいいよ」とカジュアルな服装で参列をお願いすることもあります。

故人らしさを出すために大切なことは

・遺族や故人の意向を尊重すること

・「こうしなきゃいけない」という思い込みをなくすこと

・参列者にも自然に受け入れられるような雰囲気づくり

これらが重要となってきますので、葬儀の担当者と、よく打ち合わせすることをおすすめします。