音楽葬(おんがくそう)とは、音楽を中心に据えたスタイルのお葬式のことです。従来の宗教儀礼にとらわれず、音楽を使って故人を偲び、参列者と共にお別れをする形式で、特にお別れ会に適しています。
特徴
- 宗教色が少ない/ない場合が多い
□仏式や神式、キリスト教式などの宗教儀式を行わず、自由な形式で執り行うことができます。
- 音楽が中心の演出
□故人の好きだった音楽を流したり、生演奏(ピアノ、バイオリン、ギター、歌など)を取り入れたりします。
□クラシック、ポップス、ジャズ、演歌など、ジャンルは自由です。
- 故人らしさを表現
□故人の人生や趣味にちなんだ音楽を使うことで、個性や思い出を表現することができます。
- セレモニーの自由度が高い
□式の進行も比較的自由で、映像や写真のスライドショーと音楽を組み合わせることもよくあります。
□喪服にこだわらず、カジュアルな服装で参列するよう指定するケースもあります。
どんな人に向いている?
- 音楽が好きだった方
- 宗教儀式にとらわれない自由なお別れを希望する方
- 明るく温かい雰囲気でお見送りしたい方
注意点
- 宗教者による読経などがないため、親族の中に伝統的な葬儀を望む方がいる場合は、事前の説明と配慮が必要です。
- 一般の葬儀場では対応できない場合もあるため、音楽葬に対応した葬儀社を選ぶ必要があります。
事例
- 親族にバイオリンを演奏できる方がおり、式中に披露した。
- ギターが好きだった故人に、ギターを弾きながら、みんなで合唱をした。
- キーボードの演奏を依頼され、機材と奏者を手配し、お好きだった曲を演奏した。
※弊社では、キーボード、フルート、バイオリン、チェロ、ハープなど奏者を含めて音楽葬に適した演奏を提供することが出来ます。